ワクチンの自治体への供給量が不安定となり、大田区の個別接種会場は9月1週目の配送でワクチン接種が終了する可能性が出てきており、集団接種会場も開場予定が出来なくなったところも出てきています。
接種希望回数に対して、供給量が追い付いていかなかった場合、2回目ができない『2回目難民』が相当数でることが不安視されています。
7月7日に厚生労働相が『ファイザー2回目の接種は6週間以内であれば効果が期待できる』と衆院厚労委員会で発言されました。それを聞いた方の中には、3週間でなく6週間で効果は大丈夫なのか?と不安に感じる方がいると思います。
結論的には、効果はあります。しかも、3週間後より効果があるという論文が、バーミンガム大学とイギリス公衆衛生庁との共同研究(査読前論文)や千葉大学の研究でも報告されています。
前者では3週間後にブースターショット(2回目接種)をした群と11〜12週間後に接種した場合との比較で、11〜12週間後の接種群の方がスパイク蛋白に対する抗体の平均値は3.5倍高いという結果が得られています。https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/05/23-24.php
今後、接種に関して3週間後に接種が難しい方も、あせらず6週間までに接種予約を入れて頂けたらと思います。